大丸拓郎。NASAジェット推進研究所 エンジニア。1989年秋田県生まれ。東北大学で航空宇宙工学を学ぶ。大学院在学時にNASAの探査機キュリオシティの火星着陸に衝撃を受け、惑星探査を志す。その後、インターンシップがきっかけとなり、2017年7月よりNASAの中核研究機関であるJPL(Jet Propulsion Laboratory=ジェット推進研究所)で勤務。
JPLでは2021年2月に火星に着陸した火星ローバー「パーサヴィアランス」のサンプル採取システムの開発に熱設計責任者の一人として貢献。現在は2028年に打ち上げ予定の「火星サンプルリターン計画」の帰還システムの開発に参加する他、次世代探査機のためのテクノロジーを研究している。
NASAへの就職に至った経緯はこちらの記事にまとめています。